【編集後記】かがく組4年生:STEAM連載!
これまでの人生で最長、12か月連載を完結しました。
子ども向けって飽きがこないように、あまり長期の連載ってしないから…
そしてフォーマット的なものは子どもはすぐに飽きちゃうので(また同じ〜と目で見てなってしまう)
1本貫くテーマを持ちながら、毎回目で見てもちがうおもしろさがあるレイアウトと、新しい発見があることと、次回が楽しくなることを、12か月連続させていく、というのはとても工夫のしがいがありました。
連載=同じフォーマットでテーマをどんどん変えていく
だと読者は飽きちゃうし、わたしも飽きちゃう笑
今話題のSTEMAをテーマにした連載だったのですが
後半は取材をベースに。
世の中のいろいろなものを発明している発明家に発明の仕方をレクチャーしてもらうという流れで、わたしが最もおもしろかったのが、自走型ロープーウェイの開発チームのお話でした。
ものづくりの基本をイチからレクチャーしてもらいました。
・アイディアは大きな概念から細かくして、また大きな概念にもどしていく(Vフロー)
・小さくつくるところからはじめる(いきなり完成、完璧を目指さない)
・失敗のない製品は逆に怖い(テストはとても大事。目的を持ってテストを行う)
ものづくりの基本は人生にも通じますね。
STEAM教育の本質もそんなところにあるのだと思います。
そんなふうに「実験思考」「目的思考」で生きていきたいです。
取材当時は大学生社長のZipparの開発責任者、すっちーさんがTwitterで記事を紹介してくださっていました。うれしい。
そして、12か月、漫画とイラストで連載をさせてくださったイラストレータ幸池さんもコメントをくださってました!
そう、わたし、子ども向けのものをつくるときに「子ども向けだから易しく」とか思ったことなくて(もちろん発達のレベルに合わせることは全力でする)「発見の楽しさ」には大人も子どももないと思うのですよね!
だからこの幸池さんのコメントはとても嬉しかったな。
そして、こういうチームで仕事ができたことを、とても幸せに思います。
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